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鰯料理の盛合せ【鬼滅短編・中編・長編番外編】

第19章 あなたのためなら何でも【暖和】※裏表現有


杏寿郎さんは私のその言葉を聞くや否やグイッと私の脚を大きくひらき、私のソコに杏寿郎さんのソレを当てがった。


「…っ待って!挿れないで!」


私が慌ててそう言うと、


「…っそんな…意地の悪いことを言わないでくれ…!すずねも挿れて欲しいと…そう言っただろう…」


杏寿郎さんは私の入り口にニュルニュルとソレの先端を擦り付けながらそう言った。


「…っ…挿れて欲しいです…!…でも…顔が、杏寿郎さんのお顔が…見たいんですっ…!杏寿郎さんに…この手で…触れたいんです!…だから…お願いです…!これを…っ外してください…!」


一つに繋がるときは、その顔を見て、その身体に腕を回してその時を迎えたい。


「…っわかった」


そう懇願する私の言葉を聞き入れてくれた杏寿郎さんが、まずは私の腕を拘束していたその花柄に触れ


プチっ


と外す。

腕が自由になると、私はすぐさま目の前に感じた杏寿郎さんの身体へと縋り付くように抱き着く。


「…こら。そうしていると、その目のものが外せない」


杏寿郎さんはそう優しく言うと、私の頭を優しく撫でた。


「…はい」


名残惜しくはあるが、私のソコが杏寿郎さんが欲しくて欲しくて堪らないと疼き騒いでいるので、その言葉に従い腕を外す。


スッ


と私の視界を奪っていた花柄が奪われ、


「…ん…っ眩しい!」


そう言って折角戻ってきた視界を遮断しようとする私の右手を杏寿郎さんが掴み、左手と一緒にベッドへと縫い付けられ


「…んぅ…ふ…っ…」


熱く、溺れてしまいそうなキスが降ってくる。


キスを落とされながら、ようやく目が電気の光に慣れてきたので薄目を開けてみると、すぐ目の前に、杏寿郎さんの長く嫉妬してしまいそうなほどフサフサなまつ毛が目に入る。


ちぅ


っと音を鳴らしながら杏寿郎さんの唇が離れていき、かつてないほどの欲を孕んだその瞳に捕らえられ、


「…もう挿れるぞ」


そう、興奮を抑えたような声で言われてしまう。


「…はい……奥まで……下さい…」


杏寿郎さんは私のその言葉を聞くと、


カッ 


大きく目を見開き、


「…っ手加減できないぞ」


そう言いながら


「…っあぁぁあ!」


杏寿郎さんのソレで、私の身体を一気に貫いた。












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