• テキストサイズ

鰯料理の盛合せ【鬼滅短編・中編・長編番外編】

第13章 世界で1番耳心地のいい音【音好きシリーズ】


「よし。今から共に宇髄のところに行こう!」

「え?一緒に来てくれるんですか?」

「当然だ!俺は君の恋人だからな!すずねの事を頼むとならば、手土産を用意した方がいいな…よし。先に街に向かおう!」

「ありがとうございます!酒屋さん、酒屋さんに行きましょう!」

手を繋ぎ、先程までと違い引っ張ってもらうのではなく、私と杏寿郎さんは2人共に歩き出す。









自分の居場所なんて
どこにもないと思っていた。
役に立たないと
そこにいてはダメだと思っていた。
でもそんなのは
私が自ら勝手に作り上げた妄想で
私のことを大切に思ってくれる人が
好きだと言ってくれる人が
きちんといた。
ねじ曲がってしまったこの心を
完全に戻すことはできないけど
私には
天元さん、
雛鶴さん、
マキオさん、
須磨さん、
善逸、
そして杏寿郎さんが
いてくれる。
みんながいてくれる
この場所が私の居場所になる。
その大切な居場所を守れるように
必ず、私は強くなる。












みんなが、杏寿郎さんが…大好き。



















-To be continue-






/ 898ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp