第5章 5
スーパーに寄った私。
家の近くにあってくれてよかった
立海で使っていたものはすべてこれで揃っている
後は
「これかな」
「買い物?」
「河村君に大石君まで」
「やぁ。ここに入るのが見えたもんだから」
「あぁ。そう言うこと」
「明日は学校に来ないって宣言したらしいね。不二たちに」
「まぁ、やることが多いからね。特に明日は」
「そっか。いつもさ、試合後に俺んちで寿司食うんだけど
日暮もどうだい?」
「ごめん。誘ってくれるのは嬉しい。
だけど、明日は無理なの。特にアイツが来るしね」
「アイツ?」
「明日になれば分かるよ」
「ん?」
そう言って顔を見合わせている男2人
何か随分な量だね。
「まぁ、これも一瞬でなくなるから」
「は?」
「え?」
「それだけ、彼らは食べるし、動くよ?
しかも明日来るのにここにいて平気なの?」
「あぁ。監督からの指示なんだ」
へぇ