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私と詐欺師

第15章 15



「どういうことだよ?柳」

「まぁ、そうだな。合宿に氷帝のマネージャーと日暮は確定としてくるだろう。その中に当然黒崎も入っていたのだろうが今日の練習試合で熱中症でも倒れたことに変わりはない黒崎を精市が入れるか入れないかと聞かれれば
同じ立海のメンバーなら、全員が入れない。と答えるだろう。だが、では立海のマネージャーは誰がやる。となれば当然、日暮となるだろう」

「幸村君は、黒崎さんに負担をかけないようにと考えているようです。ご自分が倒れた時を思い出すのでしょう。
日暮さんは、夏の合宿の間は青学の生徒であること。それは2校をかけ持つことになるからでしょう」

「すでに本人には了承は得ている状況だ」

「え?」

「了承って」

「だが、柳生の言うこともあるが、日暮は恐らく
氷帝の調理も任される可能性が大いにあってだな」

「どういう」

「当日になればわかる。まぁ、精市が黒崎の参加を日暮に聞けというのは、そういう意味もあるのかもしれない」

そう言ってくれた柳君

「私はどっちでもいいんだけど。それは
私が決める事じゃないでしょ。鈴が決めることだと思ってるんだけど」

「そうだな。それは精市は建前で自分で決めても良かったんじゃないか」

「そっか」
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