第15章 15
「では、月曜日に。待っているぞ日暮」
「はい」
そう言って帰っていった青学
「さて、日暮」
「何?幸村君」
「合宿の話だけど、柳が言っていたことはほぼ当たっているね」
「まぁの」
「そこで、夏休み期間中は、嫌でも
青学の生徒のままということになる。
つまり合宿期間中は」
「立海ではなく、青学に居ろと?」
「あぁ。そこで仁王がどれだけの力を出せるか
俺達も興味深いんだ」
「別に構わないけど。
食事とドリンクは?」
鈴は、壊滅的に料理が下手だ。
焦がすようなことのないような
煮込み料理でも、焦がしてしまうほどに
しかも、ここにいるレギュラー陣は、皆
料理が下手だ。というか、家庭的な一般なもの
全てにおいてと言えるだろう
「あぁ、そこが問題だね。
跡部がどう出てくるか」
氷帝にもマネージャーはいると聞いているけど
跡部君の事だ。どうせシェフとか呼んでそうな気がする