第11章 11
テストの採点はすぐに出てくるものだ
結果は
1.日暮月渚1000/1000
2.不二周助964/1000
と張り出された紙
「嘘だろ?」
「あの不二が1番じゃないなんて」
「しかも、全教科満点だなんて
見たことがない」
そう言っている、青学の皆
「やぁ」
「おはよう」
「うん。おはよう」
「すごいね。テスト結果」
「それでも、立海に居たら負けてるよ」
「え?」
柳君にも雅治にも
柳生君にも恐らく幸村君にも
「しかし、手塚君も頭いいとは思ってたけど」
手塚君の結果は5番
先生が持ってきた答案用紙
「2学期も頑張れよー」
なんて言いながら出て行った先生。
今日は返却だけらしく、このままテニス部は皆
部活に行くそうだ
「日暮。行くよ」
「私まで行くの?」
「うん」
幸村君か柳君あたりだろう
「行きたくない」
「それでも」