第4章 3日目
その日は、勇者とマルティナに頼まれ事をされた。
「え?…バニーガール…ですか?」
「えぇ、ちょっとダーハルーネの催し物のゲスト出演として頼まれちゃって…。
2人必要なんですって。セーニャもベロニカも断られて。あなたにはシルビアがいるからダメかなって思ってたのだけれど、やっぱり難しいかしら?」
マルティナが難しい顔をする。
「ちなみに、何をやるんですか?」
「簡単なマジックよ?
バニーガールでいる必要は無いはずなのだけれど、主催の人がどうしてもって言って聞かないのよ。
それで、もしやるとしたら一緒に盛り上げてくれればいいわ。」
はうーんと考えた。
「無理しなくていいよ?
ただの相談だから。」
勇者がニコリと笑いフォローをする。
確かに強制ではないが、夜だけならともは思った。
「まぁ、いいですよ?夜だけですもんね?
協力します。」
まさか承諾されるとは思ってなかったので2人とも、驚いたあとありがとうと安堵した。