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足先まで愛でられたい

第3章 2日目


実の所、の体に触れるくらいそれも大きくなっていたのは事実。

「…そうね?そろそろおしまいにしましょうか?」

シルビアは顔を覆っていた手を握り、の頬にやさしいキスをした。
もようやくこの、はち切れそうな快楽から解放されることに安堵する。
それと同時に物足りなさを感じていた。

「ごめんなさい?つい、可愛くて…
求めすぎちゃったわ」

さすがにやりすぎたと感じたのかシルビアは軽くしょんぼりした。
シルビアの膝の上に置かれた彼の手にの手を重ねる。

「私は嬉しいですよ。
シルビアさんに求められるの。」

シルビアはの顔を見て安堵する。
はシルビアをじっと優しく見つめた。
しかし、シルビアは視線を落とす。

「ごめんなさい。このコミュニケーション、甘く見てたわね…。
優しくできるか不安になってきちゃった…。」

「大丈夫です。私もシルビアさんになら…めちゃくちゃにされても嬉しいので。
というか、今でも嬉しいですよ。こんなに愛されているんだなぁって。」

「それダメじゃない?乱暴な愛は愛じゃないわよ?」

シルビアが心配そうな声を漏らした。
は少し考えて

「じゃあダメな愛なんですかね?」

とキョトン顔をした。
その間の抜けた表情がなんとなく可愛く感じて、シルビアは笑った。
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