第2章 試し書き
「··(なんか寂しげな顔)あの、この子を治してくれたお礼に吸血鬼さんのお願い聞きますよ」
ぱぁ
「いいのか?!」
びかー!
「うぐっ··!チカチカする」
「チカチカする?お前おもしれぇな」
「ごほん。··では吸血鬼さんが探してる人はどんな人ですか?」
「··れ」
「はい?」
「ロナルドって呼んでくれないか?吸血鬼って名前じゃねーし」
クスッ
「分かりました。ロナルドさんって呼びますね」
···ドキッ
(···っ)
何かが染みた。
「それでロナルドさんが探してる人ってどんな感じですか?」
「あー···あまり覚えてねーんだよ。ただ分かる事は···」
ーーーーー····