第2章 試し書き
「まぁ。事実だから学校の図書室にあるんでしょ?」
「さすがオカルト部長ですな!さて早速その吸血鬼を探して···何するんだ??」
「話をしてみたいの!」
「··話。」
「未だに昔の吸血鬼を探してるとか他色々~~」
「楽しげだな。」
「そうだなー···」
✿✿✿
ーーー···
『ロナルドくん。まだ君は生きるんだ』
渡されたナニカは暖かくて
『また、会おうね』
俺の体に染み渡るナニカは溶けた。
···パチッ
(···またあの夢)
ギイイイ。
ずっと。ずーっと見てる夢
ピクッ
「また肝試しにきた若造共の気配がする」
何故か俺の館に肝試しに来る事が流行り?ぐらいに来ている。
「お前等でよろしく」
合図と共にコウモリ達が羽ばたいていく