第2章 試し書き
ぱたん
「閉めたの!?」
「何となく雰囲気を味わいたくてなwww」
「最悪なんですけど!」
「まぁまぁ落ち着けよ、ならこの屋敷にいる吸血鬼の話してくれないか?」
「ふふん!オカルト部の部長である私に任せなさい!」
部長が話すには
私達が生まれる前にとある吸血鬼と退治人がいた
その二人は、お互いを"人"として見ていたらしい
だが退治人が依頼中に死を逃れられない致命傷を負わされた時
吸血鬼が自分の命を引き換えに退治人に渡した心臓
それで命を取り留めた退治人は『人』から『吸血鬼』になった
「それで今は忘れた吸血鬼を探してるのよ。退治人はね!」
「なんか恋愛みたいな話だが事実なんだろ?」