第2章 試し書き
「ここが··吸血鬼がいる館か··」
「本当にいるのか?なんか胡散臭い屋敷みたいだが··」
「いるわよ!先輩方も肝試しで入ったら実際に見たって言っていたし!行くわよ」
「へいへい」
(みんな、乗り気だな~···)
私は何処にでもいる普通の女子高生である
今日は同級生何人かと噂されてる吸血鬼が出る屋敷に肝試しにきた
(信じらんないわ··本当にいるのか···)
吸血鬼··か
「おい」
「!ちょっと待って~··(先に行ってる!)」
ーーー····
ギイイイ···。
『わぁ···』
中は至って普通の屋敷
汚い所は見当たらず、綺麗だ。
「とりあえずすぐ出れるように、何か抑えとくか?」
「何だかお化け屋敷みたいでワクワクしてきた!」