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昼の子✿夜の子

第40章 シーグラス 最終話



「実はね、こっそり彩華くんの魂を呼んで聞いたんだよね」

「!?何を···!」

「んーー··忘れた」

すなすな
「忘れたら意味ないじゃないですかーーー!」

「でも彩華くんの瞳は今も変わらない色してるじゃないか。ドラルクを見る暖かい色」

「そうですね。····暖かい色を大事にします」


「······」

あの子は変わらずドラルクを見守っていた



✿✿✿


「おはよう」

『····御祖父様····。』

「夢はいいかい?」

『とても楽しいです。··でも寂しいです』

「私達はいつまでも待ってるよ」

『御祖父様。····次私が生まれる時にドラルクさんに見せたい物があるんです』

「なんだい?それは」

『私が愛した2人の瞳の色になりたい』

「それはとても素敵だね」


✿✿✿
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