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昼の子✿夜の子

第33章 ドラルクは手を出した。 本誌ルド



「あっ!血ですか?ならボトル開けます···」

「違う」

「か?」

「私が欲しい血は、君のなんだよ」

さぁ
私を突き放してくれ
そして····私を。



ぎゅ···。
「···離さないでくれ」

「·····(弱い力)」

「ヌー··。(ドラルク様が初めてした顔)」

館にもひとりのときもロナルドくんといる時とは違う


「離しませんよ私は」

ばっ
「えっ」

にこっ
「私はドラルクさんの事も大切ですからね!我慢はしないでください」

「彩華くん、いいのかい?私は君を噛みたいんだよ?」

「ドンと来い!ですよ」

「ヌー。」

「ジョン。···っ、後悔しないかい?1回噛んだら定期的に欲する」

「貴方が辛くなる方が私は後悔しますよ」

するっ


あぁ


君は



なんて





あーー···









ガブッ··










優しすぎる人間だ
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