第23章 お菓子の家
ぺらぺら
「私がドラルクさん達と街に出て買い出ししてると良くヘンゼルさんの周りに綺麗な女性や可愛らしい女性達に囲まれてますし」
たら
「···」
ぺらーぺらぺら
「時折手を繋いで歩いてる姿もまさに美男美女!」
かあ
「····っ」
ぺらーぺらぺらりんちょ
「確かヘンゼルさんは街中に現れる吸血鬼達を倒す退治人なんですよね!とても素晴らしい人だと私は思いましたが····実際は全然違いますね」
くさっ
「····」
ふわっ
「私達が作ったお菓子をとても美味しそうに食べてくれる、まるで子供が欲しかったような顔をしていましたよ!」
ぶしゅ~~~~···。
「すみませんでした····。もうこれ以上褒めちぎらないでください····。」
「えっ何か言いすぎましたか?ホントの事しか···」
がしっ