第15章 それゆけ半田くん!
「使ってませんし!そんな吸血鬼専用語言われても私はしがないブァミマ店員です!」
「お前と話すと、心臓発作が起こるんだ!」
「すみません!」
✿✿✿
たたた
(仕事始まる前に彩華の家に行くか)
すっ
ぴんぽん
「あっチャイムだ」
「そしたら俺も帰る、色々と話出来て安心しただろ」
「はい!ありがとうございます、桃くん」
ぐわっ
「母さんだけだ!···だが。」
「だが?」
かああ
「····ふたりん時ぐらいの話なら呼んでも、いいぞ··不思議と嫌な感じはしないからな」
(犬)
「半田さんって犬みたいですね!」
わんわん
「犬ではない!」
ガチャ
「はーい··ロナルドさん?」
「よ、よぉ。仕事前にちょっと顔見たくてな」
だだだ
「何だ!ロナルドが来たのか!」
びしっ
「半田!!?」