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【R18】私の心は私のもの【リヴァイ/進撃の巨人】

第7章 遠征の次の日、そしてまた次の日


エマとは入団してすぐに仲良くなった。

それも、お互いリヴァイ兵長に憧れているという共通点があったからだ。

リヴァイ兵長が雲の上の人物過ぎて、恋心と呼ぶには曖昧なものだったが、親友を助けられた今、兵長への気持ちが昂ってしまうのはエマも私も仕方のないことだったのだろう。


「あはは!エマ!あなた本当にリヴァイ兵長に心酔しているのねえ。
いいんじゃない?
マリアも心的な後遺症は無いようだし、むしろ『あのリヴァイ兵士長に助けられたんだ!』って自慢げにしてたしね!」


ビアンカがカラカラと笑う。

私も同意を示すように微笑んだが、内心エマへの罪悪感で青ざめていた。

いくら最初は無理やりだったからとは言え、リヴァイ兵長の慰み者になっていると知られたら私は軽蔑されるだろう。


小さくて、明るくて、可愛らしいエマ。

顔立ちはとても良いのにそれを鼻にかけることもない。

いつも踊るように歩いて、歌うようにご機嫌に喋る。

でも巨人を憎む心は人一倍でどんなに厳しい訓練でも弱音一つ吐かない。

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