【R18】私の心は私のもの【リヴァイ/進撃の巨人】
第3章 次の日
目当ての部屋
昨日、手洗い場だと嘯かれた部屋
ドアをノックすると、部屋の主は無言で扉を開けて私を迎え入れた。
「どうした、昨日の快感が忘れられないか」
「違います」
ピシャリ、と一蹴する。
こんな戯れの言葉は簡単に想定できていた。
「違わねぇだろ。あんなに人の下でヒイヒイ乱れやがって」
「なっ…乱れてなんか…」
これは予想していなかった。
リヴァイ兵長がこんな端ないことを言うなんて。
顔が一気に赤くなるのが自分でわかる。
キッと睨むと、兵長はどかっとソファに座り足を組んだ。
面倒臭そうに溜息までついて
何て横柄な態度だ。
座れ、とも言ってもらえないので、ソファの前に仁王立ちをする。