【R18】私の心は私のもの【リヴァイ/進撃の巨人】
第3章 次の日
「ひっ…!」
目が合った。
遠いけど、わかる。
リヴァイ兵長は間違いなく私を見ていた。
どうしよう
まだ許されてない?
いや、昨日のことをバラされでもしたら?
せっかく整っていた息が乱れて、思考もぐるぐると結論を出さずに巡っていた。
「掃除のやり方が気に食わなかったとか?
何にせよ、許されるまで謝った方がいいわね」
マリアの声が飛んでくる。
ちょっと待ってよマリア。
私は恐怖と混乱と、昨日のことを思い出した恥ずかしさで爆発しそうなんだから!
私の中の私がそう叫ぶ。
その声を必死で押さえつけながら、私はにっこりとしてこう言った
「そうだね、今晩また改めて兵長に謝罪するわ」