第82章 狙撃訓練2
貴方side
貴「…ねぇ、千佳知らない?」
当真「チカ子なら、出穂と一緒にユズルに連れて行かれたぜ?」
貴「えっ、何で?」
当真「分かんねーよ。けどユズル、結構チカ子の事気にしてるみてぇだぜ?」
そういえば、ランク戦でも千佳庇うような狙撃してたような
……え、恋…??……だったら邪魔しちゃ悪いか…ニヤ
貴「今日は、私達だけで訓練しよう。邪魔しちゃ悪いし」
奈良坂「(邪魔…?)ですね、時間もあんまりありませんし」
隠岐「月宮さん、隣で訓練してええですか?」
荒船「いっぱいスペースあいてんだろーが。わざわざ隣に行く必要ねーだろが」
隠岐「どこで訓練しようとええやないですか。何でイチイチ言われないといかんのです?」ニコ
荒船「なっ…(…可愛くねぇコイツ!!)」怒
当真「久々に、一勝負しねーか?」
貴「いいよ、リンゴジュース奢ってね〜」
当真「何で勝つ前提なんだよ!」
私達は夕方まで、狙撃訓練をやっていた
★★
数時間後 自動販売機前
貴「ふぅ…訓練後のリンゴジュースは美味い~」
隠岐「(当真さんに圧勝…流石ですわ)…俺もごちそうになって申し訳ないですわ」
私は、当真との勝負に勝ちジュースを奢ってもらう。ついでに隠岐にも奢って落ち込みながら食堂に居なくなった当真
一緒に訓練した荒船や透は家に帰った
隠岐「あの…」
貴「?」
隠岐「えっと。……メアド教えてくれませんか?その、さっき言ってくれた猫カフェの事とかも、連絡とりたいですし…//」
貴「あ、そっか。ゴメンよ」
忘れながらも、スマホを取り出しながら連絡先を送ると笑顔で感謝される…何でだろ…
すると
京介「怜花さん?」
貴「え、京介だ。何で?」
京介「少し本部に用あって……誰ですか?」
貴「イコさんトコの狙撃手隠岐だよ、一緒に訓練してんだ。てか、京介とめっちゃ似てない?」
京介「……言われてみれば」
隠岐「…新ためて言われて見ると、似てるように感じますわ」
お互いを観ながら話す2人。思ったのは自分だけじゃなくて一安心