第52章 次の相手1
貴方side
桜子〈…さて、本日の試合が全て終了!暫定順位が更新されます!〉
桜子の放送と同時に、作戦室のモニターに順位が表示される
桜子〈玉狛第二が8位に上昇!早くもB級中位のトップに立った!諏訪隊は10位、荒船隊は11位にダウン!次回の組合わせも出ました!注目の玉狛第二の次の相手は…暫定13位那須隊と暫定9位鈴鳴第一です!〉
東《これは…面白い組み合わせですね》
那須隊と鈴鳴第一か……中々手強い相手居るんだよな、、特に村上は…
東〈鈴鳴第一と那須隊は、前衛中衛後衛がそれぞれ1人づつ、そして中衛の隊員がリーダーというチームです。そして鈴鳴第一には、ナンバー4アタッカーの村上がいる。玉狛は次はマップを選べないし、順位的にもマークされる側…。玉狛第二の真価を問う一戦になりそうですね〉
その後、少し雑談をしてから実況解説は終了し私達は各自解散する
☆☆
貴「ふぅー…。終わった終わった」
米屋「怜花先輩、あと帰りますか?」
貴「いや遊真達に会ってから帰るかな……秀次達は?」
三輪「…俺は隊室に戻ります」
奈良坂「俺は帰ります」
双葉「私は加古先輩の所に戻ります」
貴「なるほど」
米屋「怜花先輩、俺と古寺も着いてっていいですか?空閑達に会いたいし♪」
貴「いいよ、行こっか」
そう話しながら席を立ちながら歩いてると、前方に嵐山さん達が
米屋「嵐山さん、チース」
嵐山「おっ、珍しい組み合わせだな…」
貴「ども!遊真達の試合観に来ました〜」
時枝「……三輪先輩が居るなんて、珍しい事ありますね」
三輪「!……別に、陽介に"しつこく"言われたから来ただけだ。それに………怜花さんも居るし…//」ボソ
米屋「しつこくを強調すんなよ!」ムス
奈良坂(……三輪の場合、明らか後者の方が強いだろうな…)
貴「?」
秀次達の様子に不思議になりながら、各自別れながら歩き始める。