• テキストサイズ

【ハイキュー】キミが好き【短編集】

第4章 休日【及川】


珍しく二人ともオフの日





どこかに出かける?なんて案も出たけど、



私が見たい映画の配信がはじまったから

それに付き合ってもらうことに。




だから今日は

おうちで二人でのんびり過ごす日



だけど





「今日ごめんね?お出かけしなくてよかった?」





洗濯を干しながら、ベランダから


ふわりと膨らむレースカーテン越しに


朝食の片付けをしてくれている徹に声をかける。




午前中といえど照りつける太陽


今日も快晴




お出かけ日和?


にしてはちょっと暑くなりそうだけど、

ベランダを吹き抜ける風は気持ちいい。





「んーーー?俺もその映画気になってたし!」



「そう?あと洗い物置いてていいよ?後でやるし」





洗濯を干し始める前に、置いてていいと言っていた洗い物は

結局徹が片付けてくれている。





「なんで?ちゃんは洗濯干してくれてるじゃん」





うーーーーん。





「なんでちゃんばっかりやらなきゃいけないの?

二人で一緒に生活してるんだから一緒にやるし」



「でも徹は身体が資本じゃん」





今でもたまに思う。


私はこの人の隣にいていいのだろうか?と
/ 73ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp