第1章 それは夜這い
「とりあえず、仲直りOKということで、またお付き合いさせていただいていいですか?」
ウォロが真剣な顔でこちらを見つめてくる。
「仲直りも何も、私もその、…良かったし、こんな私でいいのであれば。。」
人と付き合うというのは、感情が揺さぶられてしまい、どう答えたらいいのかまだ一向にわからない。
ということを、考えていたら、ふらぁっと目の前に立ったウォロに軽々と横抱きに抱え上げられてしまっていた。
「えっ、ちょっと、」
「シマボシさん、とりあえず仲直りのお突き合いさせてくださいね」
「突き合うってまたあれするのか?!」
「今日はこのまま帰ろうかなと思ってたんですけど、シマボシさん可愛すぎるのでやっぱりダメでした。隣の仮眠室で昨日みたいにいっぱいご奉仕させてくださいね」
ウォロの目が怪しく光っている。
「君は何を言ってるんだ!」
「あの、眠くなったら寝てもらって大丈夫なんで、まぁ寝かさないんですけど、すみません」
「何に謝ってるんだ!」
仮眠室の夜はまだ明けない
☆☆☆
・翌日、シマボシさんは寝不足と激しい体力の消耗でポンコツになってたらしいです。
・ウォロさんはいつもよりもイキイキしてたそうです。
終わり もしくは 続く