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真面目なあたしは詐欺師でした。

第10章 葉月6号?


マ「葉月6号ってなんだ?何処かで聞いたぞ…」
美「それは、詐欺師です。」
マ「詐欺師?」
美「はい。年齢15.6歳の少女が犯人。名前は葉月6号、本名不明。行方不明。謎だらけの少女よ。それがどうかしたの?」
マ「あいつは詐欺師なのか?」
美「の、可能性がある。確かに名前が一緒なだけであって………でも、本当に彼女は詐欺師に思える。だって、一般の生徒が本名を名乗らずに毎月100万も払っているなんておかしな話じゃない」
葉「私がどうかしたの?」
美「………」
マ「………お前…家族は?」
葉「家族?お父さんお母さんお兄ちゃんだけよ。」
マ「何処に住んでる」
葉「誰が?」
マ「お前が…」
葉「………何でそんなこと言わないといけないの?家なんて何処でもいいじゃない。」
マ「ならなぜ言わない。」
葉「必要ないでしょ。家なんて知ったところで。無意味な情報だわ」
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