第10章 パキスタン
ポ「どういうことだ?ジョースターさんも同じように飛んだぞ!」
ダン「このバカが、もう少しで貴様は自分の祖父を殺すところだったぞ」
聞くとダンのスタンド、ラバーズは耳から脳に潜り込む。そしてダンにダメージがあればその潜り込んだ相手に同じようにダメージが来るというスタンドだった。それも数倍のダメージが。
しかもジョセフの脳内にはディオの肉の芽を持って入ったと言う。
承「てめぇ…」
「なんて姑息なの…」
ダン「貴様の祖父もエンヤ婆のようになって死ぬ」
承太郎が怒りを抑えられずダンを殴ろうと胸ぐらを掴み、花京院がなだめたが承太郎はその手を離さなかった
ジョ「ぐうぅ…」
「承太郎!おじいちゃんが苦しんでる!」
承「!?」
承太郎は手を離した。
ジョ「ゲホッゲホッ…」
「おじいちゃん…大丈夫…?」
はジョセフの肩を支え、背中をさすった。
承太郎が手出しできなくなったことをわかると、ダンは承太郎を挑発してきた。しかしあまりにも調子に乗って挑発してくるので、承太郎がまたしても胸ぐらを掴み、怒った。
承「てめぇあまりなめた態度とるんじゃあねぇぜ。俺はやると言ったらやる男だぜ」
「承太郎!!」
承「おう!」
承太郎がスタープラチナを出し、拳を振り上げた。
花「早まるな!承太郎!」
しかし寸手のところでハイエロファントが止めた。
花「自分の祖父を殺す気か!」
ポ「本当にやりかねねぇやつだからな…」
「承太郎!おじいちゃんが死んじゃうよ…!」
承「くうっ…」
ダン「なめた野郎だ…この!」
ダンが持っていた石で承太郎を殴った
承「うっ!」
ジョ「承太郎!」
「承太郎!!」
ダン「ジョースターが死んだら次は貴様の脳にラバーズを滑り込ませて殺す!」
ダンはしゃがみ込む承太郎の頭に向かってまた石を使って殴ろうとした。
花「危ない!」
「やめて!」
するとアインガードが承太郎を庇い、代わりに殴られた。
承「おい!」
ジョ「貴様!なんてことしやがる!」