第9章 インド
花(ここで僕たちが避けてしまえば、子供の目にはが入る。そうすればこの子供はが心配での側から動かなくなるだろう。そしたらハングドマンは確実にを攻撃する!避けられない、どうするべきなんだ?)
ポルナレフも花京院と同じ考えだった。
2人が考えている間にポルナレフはハングドマンに捕まってしまった。
ハングドマン「ついに捕えたぞ!ポルナレフ。さっきの娘を守ろうとしているのか?安心しろ、もうその娘は狙わん。そいつは放っておけば時期死ぬ。その傷、その出血量じゃもう助からん。それに俺も死人を抱く趣味はないしな。さぁ、もう逃れられんぞ!この子供の目をつぶさん限りな!」
花「なんて卑劣な男だ…!許さん!」
ポ「おい,花京院。この場合、そういうセリフを言うんじゃあねぇ。いいか、こういう場合、敵を討つ時というのは今から言うようなセリフを吐いて戦うんだ…我が名はジャン・ピエール・ポルナレフ。我が妹の名誉の為に。我が友アブドゥルとの心の安らぎのために。この俺が貴様を絶望の淵へぶち込んでやる!Jガイル!」
するとポルナレフは後でキャラメルを買ってやると言って砂を子供の目にかけた。そしてポルナレフは自分の目にハングドマンを閉じ込め、攻撃した。すると遠くで叫ぶ声が聞こえた。
花「…絶対に僕たちが戻ってくるまで死ぬんじゃあないぞ…やっと自分の気持ちに気づいたのに、伝えられないなんて、そんなの嫌だからな…」
花京院は意識のないの額にキスを一つ落とし、ポルナレフと共に声のする方へ向かい、宣言通り、2人でJガイルを倒した。
戻ってくると、は車の中にいた時とは比べ物にならないくらい息が弱くなっていた。
花京院とポルナレフは急いで承太郎達のところへ戻ろうとしたが、後ろからホルホースに呼び止められた。
ホルホース「待ちな、追ってきたぜ」
最初はそんな威勢のいいことを言っていたが、Jガイルが死んだと聞かされ、逃げようとした。しかし途中で承太郎にぶつかり、殴り飛ばされ、ポルナレフに切り刻まれそうになったところをネーナという女性が助けたのだった。