第9章 インド
承太郎とジョセフはアブドゥルの遺体を確認した。
ジョ「あぁ…アブドゥル…」
承「クソっ」
一方花京院たちはというと、
花「鏡の中の世界なんてないです。」
ポ「スタンドがあるならあるだろ!」
花「無いです。やつの謎はその点にあると思うのです。ん…?」
花京院がハンドルを見るとJガイルのスタンド、ハングドマンが映り込んでいた。
花「ポルナレフ!やつがハンドルにいる!やつは追いついている!危ない!!!!」
花京院はハンドルを急旋回させ、なんとか攻撃を交わした。しかし、車は横転し、車がひっくり返ってしまった。
花「うっ…」
ポ「うっ…うぎぎっ…大丈夫か?花京院」
花「む…胸を打ったが,大丈夫だ…それより、は…?」
ポルナレフがを庇ったものの、は意識がなかったため受身を取れなかった。しかしなんと、ポルナレフと共にを挟むように、自ら下敷きとなったアインガードがいた。体が蜂の巣になり、体をバラバラにされようとも、を守ろうとしたのだ。
しかし、またの傷口が開き、血が溢れてきてしまった。
花「!!アインガード!」
ポ「しっかりしろ!!」
するとではなく、アインガードが答えた。
ガード「花京院典明…ジャン・ピエール・ポルナレフ…主を守るのが私の役目…だが今この体ではそれが果たせそうにない…せめて私の片腕が治るまで…主をお守りいただきたい…」
花「任せろ。お前も養生するんだ」
ポ「が死んじまう前に、さっさと腕治すんだぞ!!それまでは俺たちが守ってやるから安心しろ!」
ガード「頼みます…」
すると間も無くハングドマンが攻撃を仕掛けてきた。
花京院はを抱え、ポルナレフと共に映るものから逃げた。
しかし車から攻撃されたことで、ハングドマンの謎が解けた。
やつは光を利用して移動していたのだ。
そして2人が映るようなものを自分の身から外している時、子供がやってきた。
するとあろうことかハングドマンは子供の目に映った。
子供「けがしてるよ、大丈夫?」
ポ「俺たちをみるな!」
花京院とポルナレフは避けようとした。
しかし花京院は思った。