第9章 インド
「ポルナレフ!」
すると今度は承太郎がの肩を掴んだ。
承「もういい、行かせてやれ」
ジョ「こうなっては誰にも彼を止めることはできん」
ポルナレフは行ってしまった。
その日は皆ホテルへ行って、各自休んだ。
は部屋から出てこなかった。
他の4人はロビーに集まって話していた
ジョ「お前たちはどう思う?のご両親とお兄さんについて」
ア「うーん…なんとも…」
花「正直僕は生きている可能性の方が少ないと思います。」
承「…」
花「にも言ったが、以外はスタンド使いじゃあないとは言え、ディオにスタンド使いにされることもあるし、がスタンド使いなのだから、の家族にもスタンドが発現する可能性は十分にある。そこで巻き込まれたりしていたなら恐らく…」
ジョ「うーむ、なるほど…たしかに、」
承「花京院、おめぇ、それをに言ったのか?」
花「あぁ。」
承「なぜ不安を煽るようなことを言った」
承太郎は花京院の胸ぐらを掴んだ。
承「それでなくてもは不安になっている。なぜさらに不安にさせるようなことを言った」
花「言葉を返すようだが、は僕にそう言われて分かってもらえて安心した、と言っていたがな」
承「なに?」
花「彼女は慰めではなく共感してほしかったようだが、承太郎は昔からの馴染みなのになぜそれが分からなかったのだ?」
承「てめぇ…」
ジョ「2人ともやめんか。」
ジョセフは2人を引き離した。
花「すみません」
ア「確かに花京院の言う通りだ。しかし結果がどうであれ、の心が壊れてしまわないか、それだけが心配だな」
承太郎はジョセフと、花京院とアブドゥルはそれぞれ部屋に戻っていった。