第9章 インド
すると割と早く料理がきた。
「わぁ美味しそう!いただきます!」
パクッ、もぐもぐ…
「おいしい!!」
花「辛くないかい?僕のも食べてみるといい」
花京院は自分の皿をに差し出した。
「うん!大丈夫!じゃあもらうね!んー、こっちも美味しい!」
ア「喜んでもらえて良かったよ、がそんなに美味しそうに食べてくれて私も嬉しいよ」
そんな2人のやり取りを見た承太郎は
承「ちっ、やれやれだぜ」
ジョ(承太郎ももう少し素直になればいいのにのう)
そして承太郎も料理を口に運ぼうとしたときだった。
ポルナレフが焦った様子でスタンド!と言って戻ってきた。
ポ「本体はどいつだ!?どの野郎だ?」
するとそのままポルナレフは外へ飛び出して行ってしまった。
皆ポルナレフを追いかけた。
ジョ「どうした?ポルナレフ」
ア「何事だ」
ポ「今のが…今のがスタンドなんだとしたら、ついに…ついにやつが来たぜ…承太郎、お前が聞いた鏡を使うというスタンド使いがきた!俺や妹を殺したドブ野郎!妹の命を…尊厳を、魂を、全てを踏みにじったド腐れ野郎!ついに…ついに会えるぜ」
ジョ「お前の敵がここに…」
ポ「ジョースターさん、俺はここであんたたちとは別行動を取らせてもらうぜ」
ジョ「なぁっ!?」
皆この言葉に驚いた
ポ「妹の敵がこの近くにいるとわかった以上、もうあの野郎が襲ってくるのを待ちはしねぇぜ。敵の攻撃を受けるのは不利だし、俺の性にあわねぇ。こっちから探し出してぶっ殺す!」
花「相手の顔もスタンドの正体も分からないのにか?」
ポ「両腕とも右手とわかっていれば十分。それにやつの方も俺が迫っているのを知っている。奴も俺に寝首をかかれねぇか心配なはずだぜ。じゃあな」
「そんな…本当に1人で行くの…?」
ア「こいつはミイラ取りがミイラになるな」
ポ「どういう意味だ」
ア「今言った通りだ」
ポ「おめぇ俺が負けるとでも?」
ア「あぁ。敵は今お前を1人にするためにわざと攻撃してきたのがわからんのか。別行動は許さんぞ!ポルナレフ」