第8章 シンガポール
とポルナレフは2人で買い物に来た。
ポ「なぁ、なんで俺と来たんだ?花京院とか承太郎とじゃなくて良かったのか?」
「ポルナレフはフランス人だからオシャレかなと思って、まぁでも、ポルナレフの格好見て期待するのもどうかなとは思ったけど…」
ポ「え、俺ダサい?」
「普通。それにポルナレフといると、お兄ちゃんといる時みたいで安心するから。」
ポ「承太郎も家族みたいなものなら安心できるんじゃあねぇの?」
「うん…でもやっぱり承太郎は同い年だし、お兄ちゃんとは違うから。」
ポ「ほう、なるほどな。てか、、兄ちゃんいたのか」
「うん、いるよ。お兄ちゃんと弟がいる」
ポ「そうか。俺もが妹のように思えるぜ。生きていたらきっとこんな風に過ごしていたんだろうよ。」
「代わりにはなれないけれど、私のことを、もう1人の妹だと思ってよ。私もポルナレフのこと、もう1人のお兄ちゃんて思うからさ」
ポ「…ありがとよ。」
ポルナレフはの頭をポンポンと撫でた。
ポ「兄ちゃんは今何してるんだ?」
「両親の仕事に一緒について行って、エジプトに行ったんだけど、連絡が取れなくなったの。」
ポ「エジプトに…」
「うん。ただ両親も兄もスタンドは持っていないから、無事であることを願ってる。」
ポ「スタンドを持ってねぇなら大丈夫だと思うぜ。きっと何か事情があるのさ。弟はどうした?」
「弟は承太郎の家でホリィさんと一緒にスピードワゴン財団の人に見てもらってる。絶対に帰るって約束したの」
ポ「そうか、ならしっかり俺も守ってやらなくっちゃな」
2人は他にも兄妹のようにいろんなことを話しながら買い物をして、結局Tシャツとジーンズ、そして上に羽織るパーカーを買った。
そしてホテルに戻った。