第8章 シンガポール
承太郎は怒っていた。ひどく怒っていた。
花「また何バカ面して俺を睨んでいるんだよ、承太郎先輩」
花京院は下に落ちたチェリーを拾って食べた。
承「乗れや花京院。ケーブルカーが来たぜ。乗れと言ってるんだ。この俺のチケットでな。何かに取り憑かれてるてめぇはこの拳でぶっ飛んで乗りなということだ。」
承太郎が花京院のことをケーブルカーに向かって殴り飛ばすと、花京院の口が大きく裂けた。
アン「きゃあああ!」
承「なに!?」
「!?」
すると口が裂けた花京院は取り憑かれているのとは違うと言った。
「承太郎!これは、花京院じゃあない!!違う誰かよ!」
承「何者だ?」
すると花京院の姿から違う人物に変わった。
イエロー「俺はイエローテンパラス。これが俺の本体のハンサム顔だ!」
「最悪…こんなのに初めてを奪われたの…?本物の花京院の方が全然いいじゃない…いっそのことずっと花京院の格好していて欲しかったわ…」
イエロー「なに!?貴様!今なんて言った!」
「あなたみたいなのにキスされて最悪だって言ったのよ!鏡をよく見なさいよ!どこをどう見たらそれがハンサム顔になるわけ!?ほんと最悪…泣きそう…」
イエロー「なにぃ!?この女っ…まぁいい。承太郎手を見なさい。君の手にも今殴ったとこに一部がついているぜ」
承太郎はイエローテンパラスと共にケーブルカーに乗って行ってしまった。
はショックで何も考えられなくなっており、アンはジョセフに急いで電話し、状況を教えた。
承太郎はイエローテンパラスとともに海に落ちた。
イエローテンパラスに息を吸わせ、スタンドを解除するのを狙ったのだ。
承「てめぇ、随分コケにしてくれたじゃあねぇか。ええっ!それによくも、にあんなことしてくれたな。俺は、コケにされたり、に何かされると結構根に持つタイプでな。」
そう言って承太郎はオラオラして、イエローテンパラスを倒した。
また、イエローテンパラスは両手とも右手の男は鏡を使うということを言って、再起不能となった。