第7章 海での災難
スタープラチナで攻撃しようとすると換気扇が飛んできて承太郎の肩にめり込んだ。
承「うっ…」
「承太郎!くっ…」
承「喋るんじゃあねぇ!!」
猿「ウウッ、ホホッ」
承太郎がスタンドはどこだと考えている間にプロペラが動き殴り飛ばされた。窓ガラスも勝手に割れ、その破片が飛ばされている承太郎に向かってきた。スタープラチナはそれを全て手で掴み、オラウータンを殴ったが、オラウータンは壁の中にスッと消えてしまった。
承太郎は壁に磔にされているに駆け寄りって棒を引き抜きを抱え、傷口を押さえた。
承「!死ぬなよ。遊が待ってるんだからな。」
「承太郎…アンちゃんを…守って…」
承「当たり前だ。ガキもも守るぜ。おい、今の見たろ。そばにいな。」
アンにそう言ってそばに来させた。
承太郎は考えた。スタンドの正体を。その時だった。
「承太郎…多分、スタンドは、この船…だからプロペラも動いたし…窓ガラスも…かはっ…か、勝手に割れたの…」
は血を口から吐きながら伝えた。
承「やはりな。おい、もう話すんじゃあねぇぜ。教えてくれてありがとよ。」
引き続き傷口を押さえながら言った。
すると船が歪み、甲板にいるジョセフたちのことも船の中に埋め込み始め、承太郎を壁から出てきた鉄パイプが壁に固定した。
承「おい!の傷口を押さえてろ!絶対に力を緩めるんじゃあないぞ!」
アンに向かってそう言うとアンは傷口を力いっぱい押さえた。
「アンちゃん…ありがとう。…承太郎…」
圧迫が強まり、花京院も口から血を流し始めた。
承太郎の前にはオラウータンが船長のような格好をしてまた出てきた。
そして辞書のストレングスの部分を指差していた。
スタープラチナで鉄パイプを外してもまた抑えられてしまい、絶体絶命かと思われた。しかし、承太郎の機転の良さで見事ストレングスを倒した。
すると船がぐにゃぐにゃになり始め、船はみるみるうちに小さな船へと変わっていった。
皆はまた救命ボートに乗っていた。