第7章 海での災難
そしてそのまま海に飛び込もうとしたが、承太郎のオラオララッシュが繰り出され、の手を掴み、ダークブルームーンは海へと落ちた。
「ありがとう、承太郎」
しかし、スタープラチナはをいつまでも引き上げてくれない。
ジョ「承太郎どうした?さっさとを引き上げてやらんかい」
承「うう…チクショウ、引き摺り込まれる」
「承太郎!手を離して!」
承「離すわけねぇだろ!」
掴む手にびっしりとフジツボがくっついていた。
ジョ「承太郎!スタンドを引っ込めろ!」
承「それができねぇから、かきたくもねぇ汗をかいているんだぜ」
すると承太郎は船から落ちてしまった。
ジョ「承太郎!」
「承太郎!」
花「ジョジョ!」
花京院が引き上げるため、ハイエロファントを出した。
しかし承太郎はだけをハイエロファントに向かって投げた。
ハイエロファントはを受け止め、承太郎は海に落ちてしまった。
ジョ「し、しまった…」
花「ま、まずいな…」
花京院はを引き上げた。
花「大丈夫かい?」
「承太郎!私行かなきゃ…」
花京院は思った。自分の声はには届いていないのか?と。落ちたのがもし自分だったならはこんな風に心配してくれるのか?と。こんな風に考えてしまう自分にも戸惑っていた。
花「ジョジョなら大丈夫だ。も知っているだろう?ジョジョの強さを」
「そ、そうだけど…。承太郎…お願い…無事で帰ってきて…」
花京院も承太郎に無事で帰ってきてほしいと思っているものの、複雑な気持ちだった。
しばらくすると水面に大きな渦ができた。
ジョ「浮かんでこないぞ…」
ア「大きな渦ができている」
ポ「どこだ?ジョジョのやつは」
花「助けに行くぞ!」
全員で行こうときた時、初めに突っ込んだ花京院の手が切れた。
「花京院!」
花「こ、これは、うろこだ…カッターのような鱗を渦の中に無数に舞わせているんだ」
ア「ここに入れば皆殺しされる可能性大だ」
「そんな…。花京院傷を見せて」
花「あ、うん」
花京院は自分の手をに差し出した。