第7章 海での災難
そこでアブドゥルがディオは元気かと質問したが、ディオは知らないという上にみんなを挑発してきた。
花「ふふっ…」
花京院が耐えきれず笑ってしまった。
アン「何がおかしい!このドサンピン!」
「ドサンピン…」
花「なんだかこの子は違うような気がしますが…」
ジョ「うん…しかし…」
するとその時船長が出てきた。
船長「この子かね?密航者というのは」
そういうと女の子のことを後ろから掴み上げた。
船長「女の子と言えどなめられると限度なく密航者がやってくる」
船長は少女の片手を掴み宙ぶらりんにしながら、下の船室に軟禁すると言った。
「密航者だからと言って女の子を乱暴に扱っていいという訳じゃあ無いと思うんですけど。」
は掴み上げている船長の腕に手を添えて言った。
船長は海水に濡れた制服がピッタリと張り付いているの姿を下から上まで舐めるように見るといやらしい笑みを浮かべながら
船長「騒ぎを起こした上に、そのようにびしょびしょで甲板にいられると汚れてしまうからね。君も下の船室に来てもらうよ。」
と言った。
花「あいつ…」
承「おい、これを着ていろ」
承太郎はタバコを吸いながら自分の学ランをに羽織らせた。
「承太郎…ありがとう…」
すると今度船長は承太郎のタバコを注意し、その火を承太郎の学帽に当てて消した。
一同「あぁ…」
船長「さぁ、行くよ。」
「ちょ、いやっ…」
の手を船長が引っ張っていく。
承「待ちな。」
船長とが振り向く
承「口で言われただけで素直に消すんだよ。何大物ぶってカッコつけてんだ、このタコ。あと、の手を離しな。」
船長「あぁっ?」
ジョ「おい承太郎、無礼はやめろ、お前が悪い」
承「こいつは船長じゃあねぇ。スタンド使いはこいつだ。」
「え?」
花、ア、ポ「「「なにぃ!?」」」
船長はスタンドを知らないと言ったが、承太郎のかけたカマにより船長がスタンド使いと分かった。すると船長はをがっちり掴み、この娘は貰っていくと言った。