第38章 花①2人の時間
花京院は夕飯を食べてから2人を家まで送り届け、家に帰ってきた。
花「ただいま、帰りました」
花母「おかえりなさい」
花父「おかえり」
3人はテーブルにつき、家族団欒の時間を過ごした。
花母「ちゃんは本当に良い子ね」
花「そうですね、僕もそう思います」
花父「父さんは安心したぞ、典明がようやく心を開ける人が出来て」
花「僕自身も安心してます、気の合う友達さえできなかった僕に、恋人ができるなんて」
花父「大切にするんだぞ」
花母「そうよ」
花「はい、もちろん」
花母「明日またちゃんに会うんでしょ?」
花「はい」
花母「ならこれ持っていってあげてちょうだい。他に何かあげられるものはあったかしら…」
花「ありがとうございます」
花京院の両親もを大変気に入っており、弟と2人で暮らすに料理やお菓子などを花京院に持って行かせたりと、少しでもの助けになろうとしてくれていたのだった。