第37章 花①遥かなる旅路
デ「さらにのスタンド能力を使えばさらなる強さを手に入れられる」
花京院は自分のそばにいるが狙われる、そう思ったら声を出せた。
花「…僕から離れるんだ…ディオに狙われてしまう…」
「花京院!離れないよ、治すまでは絶対に。アインガ……!?」
が花京院に触れるアインガードを見ようと頭を上げると驚いた。
アインガードが苦しそうな表情をしながら、半透明になっていた。
「どうしたの!?アインガード!」
アイン「…主…エネルギーの消費が激しく…私自身のエネルギーが持ちそうにありません…」
「それは…どういうこと…?花京院を治せないってこと…?」
アイン「…恐らく治せます…ですが…」
「…」
アイン「主のエネルギーを分けてもらう…さらに…私のエネルギーを全て花京院に注げば…の話です」
アインガードが話をしている間にもどんどんアインガードの体は透けていく。
「私の力を分けるのは構わない。でもアインガードがエネルギーを使い切った場合、どうなるの…?」
アイン「…分かりません…ですが主が予想している通りになると思います…」
「はっ…それじゃあ…」
アイン「…はい…私は消える…」
「いやだよ!そんなの!治すのに不足している分のエネルギーは今から私のを全て使えばいい!」
アイン「できません」
アインガードはが言い終えると同時くらいに言葉を発した。
「どうして…」
アイン「主のエネルギーを分けてもらうということは…主の生命エネルギーを使うということ…つまり…