第6章 新たな仲間
店についてから先ほどの話の続きを話した。
ジョ「我々はもう飛行機でエジプトへ行くのは不可能になった。陸路か海路をとってエジプトへ入るしかない」
ア「しかし50日以内にディオと会わなければ…」
みんなで話し合って海路でエジプトへ向かうことに決まった。
すると花京院がティーポットの蓋を少しずらした。
承「うん?」
花「これはお茶のお代わりを欲しいのサインだよ。香港ではこうしておくとお代わりを持ってきてくれるんだ」
承太郎は黙って見ており、はそうなんだと感心していた。
すると店員がお代わりをのお茶を注いでくれた。
花「またお茶を茶わんに注いでもらった時は」
花京院はそう言うとテーブルを指で2回叩いた。
花「これがありがとうのサインさ」
「花京院は本当になんでも知ってるんだね、すごいなぁ。ね?承太郎」
承太郎は聞こえないふりをした。
すると、柱のような髪型をした男が話しかけてきた。
ポ「すみません、ちょっといいですか?私はフランスから来た旅行者なんですがどうも漢字が難しくてメニューが分かりません。助けてほしいのですが…」
承「やかましい、向こうへ行け」
「承太郎、ひどいよ、かわいそうでしょ。」
ジョ「そうじゃぞ、承太郎。わしゃ何度か香港に来ておるからメニューぐらいの漢字は大体わかる。どうじゃ?一緒に」
するとその男はありがとうと言って、承太郎、、花京院の順に座っていたのだが、と花京院の間に割って入ってきた。
花京院は不快な気持ちになった。
承太郎も、わざわざの隣を選んだのは面白くなかったが、花京院と離れたのは少し良かったと思ったのだった。
そしてジョセフはあれこれと注文し、料理が来るのを待った。
ポ「君、とても可愛らしいね、ボーイフレンドはいるのかい?」
そういうと、の手をとり、手の甲にキスを落とした。
承、花「「!?」」
「え、えっと…」
はそんなことに慣れていないため、ドギマギしながら承太郎の方に助けてと目でサインを送った。
承「いねぇ。だが、日本ではそんなことを大衆の前でやる習慣は無いんでな。やめろ」