第6章 新たな仲間
それからジョセフは電話を見つけたので、スピードワゴン財団に船をチャーターしてもらえるよう連絡した。
それをみんなで待っていると、お粥を食わないかと店の人に勧められた。
店主「そこのでかい兄ちゃん!」
承「うん?」
店主「あんたら観光客かい?どうだい?おかゆ。香港へ来たら点心かおかゆを食べなくちゃ!ホットコーラもあるでよ」
花「おかゆか、悪くない」
「花京院体調でも悪いの?」
花「ははっ、違うよ。日本と違って香港では主食としておかゆを食べることが多いんだ」
「そうなんだ!初めて知った!承太郎知ってた?」
承「さぁな。」
花「じゃ、ポピュラーなピータンと豚肉のおかゆをもらおうかな」
店主「まいど」
ア「では私は…」
アブドゥルも注文しようとした時ジョセフが遠くから呼びかけてきた
ジョ「おーい、お前ら何を食おうとしているんじゃ。これからわしの馴染みの店に行こうというのに」
店主「お、そこのダンディーな旦那、香港名物のホットコーラはいかがですかな?」
ジョ「ホット?コーラは冷たいもんと相場は決まってるんじゃい!」
承「ジジイ、どこに電話してたんだ」
ジョ「うん?詳しいことは店に行ってから説明するが…この先安全かつ最短でエジプトにたどり着くためにはいろいろと策を講じなければならんということだ」
花「策、ですか」
ア「ジョースターさん、我々はもう一般人の犠牲を出すわけにはいきません。最短といえども飛行機の使用は…」
その時のお腹からグゥ〜と大きな音が鳴った
「ご、ごめんなさい…」
は顔を真っ赤にして謝った
承「ジジイ、さっさと店に連れてけ」
一行はレストランへと向けて歩き出した。
「恥ずかしい…」
は歩きながらつぶやいた。
花「僕もお腹が空いていたから、のお腹が鳴ってくれて良かったよ。ずいぶん大きな音だったがね」
花京院は笑いながら言った。
「からかわないで!」
花京院はそうプリプリしないでと言って笑っていた。
それを見て承太郎は1人臍を曲げているのだった。