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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第33章 花①エジプト


ポ「アブドゥル!」

「アブドゥルさんっ…」

倒れているアブドゥルにトドメを刺すため、敵スタンドが出てきた。

「そんな…」

するとアブドゥルへの攻撃を避けるため、承太郎が走ってイギーを捕まえた。

承「やれやれ貴様、車が攻撃される前に外へ脱出したな。においで分かったな、敵がどこから来るのかをよ」
するとそこで承太郎は立ち止まった。

「承太郎…いったい何を…」

ジョ「ああっ!立ち止まるな!承太郎!」

承「さぁてと、協力してもらうぜ、イギーよ」
承太郎はイギーを地面に押さえつけた。

「何をしてるの…?」

承「どこから襲ってくる?教えろイギー!てめえも死ぬぜ、ガムはやらねぇがな」

すると承太郎とイギーの周りを砂が包み込んだ。
ザ・フールがパラシュートのようなものを作りイギーー空中に浮かせたのだ。

承「こいつ、空中に浮くこともできるのか…逃すか!」
承太郎はザ・フールにつかまり、共に飛んでいった。

「す、すごい…」

ポ「あぁ、だが…だんだん高度が落ちてきているぜ」

ジョ「おおっ」

ポ「あのザ・フール、あまり長距離は飛行できないらしい」

ジョ「紙飛行機のように舞っているだけか!」

承太郎は一度地面を蹴り、浮く手助けをした。
しかしそのせいで浮いていることが敵にバレてしまった。

ポ「うわっ!奴のスタンド承太郎を追い始めた!今の一歩で気づいたんだ!」
それを見たとジョセフはそれぞれ花京院とアブドゥルの元へと移動した。

ジョ「もはやこの戦い、任せるしかない…。承太郎に。」

「花京院…大丈夫…?」
は花京院のそばに寄り添って言った。しかし応答はない。

「なわけ…ないか…ごめんね花京院…ごめん…」
はポロポロと涙をこぼした。

「アインガード…早く回復して…花京院を治して…」
しかしアインガードは出てこない。それはアインガードが回復している証拠だ。回復している時はアインガードはが呼んでも出てこない。
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