第33章 花①エジプト
花「そ…そうか…ぼ…僕も…だよ……」
花京院は嬉しくて、恥ずかしくて、照れ臭くて、顔を赤くしながらたじたじになった。
ポ「ほら!そこの2人もいちゃついてねーで早く乗れ!さっさとジョースターさんたちのところへ行くぞ!」
「別にいちゃついてたわけじゃないもん!ね?花京院」
花「そうですよ、ポルナレフと一緒にしないでください」
ポ「全くお前らはかわいくないぜ」
4人は承太郎とジョセフの元へ行き、2人を乗せた。
そしてしばらく車で移動して一向が車から降りると、ヘリコプターがやってきた。
ポ「な…なんだ、こいつは?」
ジョ「来たな」
「来た?」
ポ「ヘリコプターだ!」
花「言わなくても見りゃあ分かる」
ジョ「スピードワゴン財団のヘリだ、降りれる場所を探している」
承「スピードワゴン財団?日本でおふくろを看病、護衛してくれているじいさんの昔からの知り合いか?」
ジョ「あぁ、そうじゃ、ううっ…」
「うっ、風で息が…」
花「、僕の後ろへ」
承「まさか今度はあのヘリに乗るんじゃあねぇだろうな?」
花京院はを背中に隠し、承太郎はジョセフに聞いた。
ジョ「いや、できることなら乗りたいが,彼らはスタンド使いではない。攻撃にあったら巻き込むことになる」
花「それじゃあなぜ、あのヘリがやってきたのですか?」
ジョ「助っ人を連れてきてくれたのだ」
花、ポ「「あっ!?」」
「え!?」
ポ「何だって!?助っ人?」
ジョ「ちと性格に問題があってな。今まで連れてくるのに時間がかかった」
ア「ジョースターさん、あいつがこの旅に同行するのは不可能です。とても助っ人なんて無理です」
花「知っているのか?アブドゥル」
ア「あぁ、よおくな」
承「ちょっと待て、助っ人ってことは当然スタンド使いってことか?」
ジョ「愚者ザ・フールのカードの暗示を持つスタンド使いだ」
ポ「ザ・フール?へへ、なにか頭の悪そうなカードだな」
ア「敵でなくてよかったって思うぞ、お前には勝てん」
ポ「ええ?なんだとこの野郎口に気をつけろ」
ポルナレフはアブドゥルの胸ぐらを掴んだ。