第33章 花①エジプト
エジプトに着くと、、花京院、ポルナレフ、アブドゥルの4人は車を調達しに行った。
「車ってそんなに簡単に手に入るもの?」
花「僕たちにはスピードワゴン財団もついてる、できないことなんてきっとないぞ」
「すごすぎて私にはよくわからない世界観だな…」
ア「今度はオフロードに適した車じゃあないとな、ポルナレフ、すぐヘラヘラするんじゃあないぞ」
ポ「え!?なんで俺!?」
「女の子見るとすぐ口説きに走るでしょ、ポルナレフは」
ポ「なっ!?んなことねぇよなぁ?花京院」
花「の言う通りですよ、ポルナレフ」
ポ「なんだとぉ!?潜水艦でパンツ丸見えは分かったくせによぉ!」
花「それはそれ、これはこれです」
「そういえばそうだったな…てことはもしかして花京院も…」
花「なっ…!!ち、違う!違うぞ!!おい、ポルナレフ!が勘違いしてしまったじゃあないか!どうしてくれるんだ!」
ア「いつもは冷静な花京院ものことになると熱くなるんだな」
ポ「はいはい、落ち着きな花京院、お前は一筋だったな」
「…」
は恥ずかしくて顔を真っ赤にしながら俯いてしまった。
花「!?ポ…ポルナレフ〜!!」
ポ「なんだ?違うのか?違ったのか?」
ポルナレフはニヤリと嫌な笑みを浮かべながら言った。
花「くっ…!ち…違くはないが…」
花京院も恥ずかしさで段々と声が小さくなっていった。
ア「やめないかポルナレフ、おとなげない」
ポ「えー?悪いの俺かよ」
ア「そうだ」
ポ「ちぇっ」
そんなことを話しているうちに車屋に着いた。
事情を話し、用意された車は
「…。なに、この骨組みだけみたいな車は」
花「ここは雨が降らないからこのような車もあるんだ」
「そうなの…」
花「異国の地に来ると、今までは知らなかったようなことを身をもって知ることができる。それが旅のいいところだ」
「そうだね、私もその楽しさを、花京院と知ることができて嬉しい」
はにっこりと花京院に微笑みながら言った。