第5章 スタンド能力
するとタワーオブグレーは笑い声を上げながらアインガードへ攻撃を仕掛けてきた。
承、花「「!」」
2人がを守ろうとするより早く全ての攻撃がアインガードの体を貫いた。
承、花、ジョ、ア「「「「はっ!!」」」」
タワー「バカめ!この俺に挑んできといて、そのザマか!!」
「バカめ。まだ気づいていないの?本体の私がなんのダメージも食らっていないことに。」
するとアインガードは貫いてきた口針を素早く手繰り寄せ、容赦なく踏み潰した。
すると先程トイレに立ち上がった老人が血を吹き倒れた。
花「さっきのジジイが本体だったのか。おぞましいスタンドにはおぞましい本体がついているものよ」
「クワガタ踏み潰すなんてしたことないな…アインガード、その足についてる変な液体、ちゃんと拭いてから戻ってよね」
はさっきの冷たい声が嘘かのように、普段通りに戻っていた。
アインガードはそれを言われしゅんとしていたが。
ア「なんとなくだが、のスタンド能力がわかってきた気がするな」
ジョ「わしもじゃ」
承「なぜスタンドが攻撃されてもにはダメージがいかない?」
花「そこが私にも分からない。」
「私もよく分からないです…さっきは怒りに任せて行動しちゃったから…」
ジョ「ん?変じゃ。さっきから気のせいか機体が傾いて飛行しているぞ」
ジョセフがそれに気づき、皆でコックピットに向かったが、操縦士たちは既にやられていた。
ジョ「おお、なんてこった!してやられた!自動操縦機も破壊されている!」
「あの、アインガードならできるかも…」
ジョ「本当か!?」
「分からないけど、いつも私が困ってる時助けてくれるから、今回もできるかなって…アインガード、飛行機を操縦して」
アインガードは出てきて首を横に振った。
皆一瞬希望を持ったが、また絶望に陥った。
「できないの!?どうして!?」
アインガードはごめんとでも言うように頭を下げて消えていった。
ジョ「この飛行機は墜落するぞ!」
「ごめんなさい…アインガードが操縦できないから…」