第31章 花①仲間との再会
女の啜り泣く声が聞こえた方へ行くと、その女は答えた。
女「こないで…苦しいの…まだ完全に…体ができていなくて…」
ポ「!?その声は…シェリー…」
ポルナレフは泣きながら笑顔を浮かべて言った。
「ポルナレフ!そんなはずない!騙されているんだよ!」
その頃3人はポルナレフとを探していた。
ジョ「ポルナレフとのやつ、どこにいるんじゃ?」
承「ここにもいねぇぜ」
花「もうかなり暗いというのに一体どこへ?」
承「まさか…敵と出会ってるんじゃああるまいな」
ポ「シ…シェリー…お、お前か…?お前なんだな?」
「違う!ポルナレフ!目を覚まして!」
ポルナレフにはもうの声は聞こえていなかった。
逃げ惑う女の姿を追った。
「ポルナレフ!だめだ…全然私の声が届かない…花京院たちに知らせなきゃ…でも、もし知らせてる間に何かあったら…」
アインガードが私がいると言うようにの肩に手を置いた。
「アインガード…正直あなたの射程距離がわからないの」
アイン「この島なら動けます」
「そう…じゃあアインガードは花京院たちに知らせて。私に何かあったら、あなたなら分かるでしょ?」
アインガードは頷いた。
「そしたらすぐに戻ってきて。もし花京院たちもその時近くにいたなら、一緒に連れて。いいね?」
アインガードはまた頷いた。
「じゃあ行って。私はポルナレフを追いかける」
はアインガードと分かれ、ポルナレフを追った。
ポ「ど、どこへ行く?俺だよ!なぜ逃げるんだ!待ってくれシェリー!」
「ポルナレフ!その妹は偽物だよ!頼むから目を覚まして!」
ポ「どこだ?姿を見せてくれ!待ってくれシェリー!もう一度お前の…お前の顔を見たいんだ!シェリー!シェリー!」
「ポルナレフ!違うよ!よく考えて!ここはフランスじゃあないの!いるはずがないでしょ!遺体もない土地で…!」