第31章 花①仲間との再会
ポ「あ…うん?あ?」
「いなくなったね…」
ポ「なんだ今のやつ?追っ手のスタンド使いじゃあないのか?妙なやつだ。俺を攻撃するわけでもなく、3つの願いを言えだと?何か訳がわからんが、用心しなくては。何者かがこの島にいる。」
「奇妙だよね」
ポ「あぁ、今のことは一応ジョースターさんに知らせなくちゃな、アブドゥルの父親に関係あることかも知れねぇし」
2人はそういうとジョセフのところに戻ろうとした。すると
チャリンチャリンッ
ポ「うん?」
「ん?なんか、今音が聞こえた気が…」
ポ「やけに激しい金属音がするな」
2人は音がする方に向かうと、なんとそこには金銀財宝が埋まっていた。
ポ「わっ!こ、これは!まさか!こ、こりゃ、ナポレオン時代の金貨だ!」
「え!?本物!?」
ポ「これは幻覚じゃあない、夢でもない。本物だ…正真正銘、本物の金銀財宝だ…からっかってるのか!俺を!」
「からかっているとしたらどうやってここに埋めたの?ポルナレフが望みを言ってから埋める時間はなかったよ」
ポ「その通りだな…どうやってここまで持ってきたのだ…!」
2人が不思議に思っていると頭上から声が聞こえた。
ジャッジ「二つ目の願いを言え」
ポ「はっ!」
「!?」
ジャッジ「願いを叶えてやろう」
ポ「貴様!なんの企みがあってこんなことをしてる!?」
すると、ランプから出てきたものは、それが二つ目の願いか?そんなことに使っていいのか?とそう言った。
ポルナレフは悩んだ挙句、アブドゥルと妹を生き返らせると言った。
「ポルナレフ!だめだよ!そんなの!無理だよ!」
ジャッジ「いいだろう、叶えよう」
「だめ…そんなの…人間の倫理に反してる…ダメと言うのよ!ポルナレフ!!」
ポ「なにぃ!?叶える…だと?」
「ポルナレフ!うまい話に乗らないで!死んだ人間が生き返ることは絶対にないんだよ!?アラジンでも禁止事項だった!」
ジャッジ「だが望みを二つ言ったな,一つずつ順番だ」
そういうと、また消えた。しかし後方でまた音がしたので、見てみるとそこには…