第5章 スタンド能力
席順はアブドゥルと花京院、承太郎と、ジョセフ1人というようになった。
アブドゥルと花京院とは寝ていたが虫の羽音で目を覚ました。
花「うん?」
ア「あぁ…」
「…?なに?虫?」
は少々寝ぼけ眼だったものの、他の4人は辺りをキョロキョロし、警戒態勢に入った。そして承太郎の目に映ったものは
承「カ、カブト…?いや、クワガタムシだ」
ア「虫の形をしたスタンド」
「なに?カブトムシのスタンド?」
承「おい、、ボヤボヤしてんじゃあねぇぜ。自分の身を守る準備をしろ」
「ただの虫じゃあないの?」
するとクワガタの形をしたスタンドは座席の影に隠れた。
皆が目と耳を研ぎ澄ませながら居所を探った。いち早く気づいたのは意外にも先程まで寝ぼけていただった。
「承太郎!頭の横にいる!」
花「で、でかい…やはりその虫はスタンドだ!」
するとクワガタのスタンドは液体を出し、何かを光らせながら口を開けた
「やだっ…」
承「気持ち悪いな。だがここは俺に任せろ」
ア「き、気をつけろ、人の舌を好んで引きちぎるという虫のスタンド使いがいると聞いたことがある」
承「スタープラチナ!」
シュッ!
ジョ「おおっ…」
ア「か、交わした!信じられん…弾丸を掴むほど正確なスタープラチナより速い動きをする!」
花「やはりスタンドだ、その虫はスタンドだ!どこだ?どこにいる?こいつを操る使い手はどこに潜んでいる?…攻撃してくるぞ!」
シュシュッ!
クワガタが口針を出し承太郎の舌を貫くために向かっていく。
ジョ「承太郎!」
「承太郎!!」
が承太郎の名を呼んだ時、アインガードが出てきた。
承太郎は口針を歯で受け止め、オラオララッシュを繰り出した。
しかしまた交わされた。
ア「こいつの名はタワーオブグレー!旅の中止の暗示をもつ!事故に見せかけ、大量殺戮を繰り返す、こいつがディオの仲間になっていたのだ!」
タワー「たとえここから1センチの距離で10丁の銃で弾丸を打ったとして、俺のスタンドには触れることさえできん!もっとも銃でスタンドは殺せぬがな」