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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第30章 花①サウジアラビア


ポ「もうだめだこいつ…完全にいかれちまってるぜ…」

花(ば…ばかな…ぼ、僕は確信したんだよ…、承太郎…そいつのスタンドは夢の中のスタンドなんだ、ポルナレフ…眠っちゃあいけないんです…ジョースターさん…信じてくれ…みんな眠ったら殺されてしまうんです…僕を信じてくれ…)

「…」

(でも…この花京院が本物の花京院なんだとしたら…むやみやたらに赤ちゃんを悪者にしてるわけではないんじゃあないかなぁ…)

ポ「なんてこった…もう花京院は旅も戦いも続けることはできねぇのか…」

「そんなのやだよ…」

ポ「でもも見たろ?」

「うん…でも花京院のことだからきっと何か理由があって…」

ポ「こんな赤ん坊がスタンド使いだって言い出したんだぜ?」

「そうだけど…」

ジョ「うむ…彼のことは明日の朝考えよう。寝るぞ。」

ポルナレフとジョセフは花京院を動かし、承太郎は寝袋を持ってきた。
は寝かしつけをしてくれと頼まれていた。
その間に赤ん坊は口に隠していたさそりを吐き出した。

「今日は怖いことがたくさんあったよね、ごめんね、そばにいるからゆっくり休んでね」

赤「きゃはは!ばぶーーぶぅ!」

「ふふふ、眠くないの?じゃあ子守唄歌ってあげる」

は赤ん坊の胸を一定のリズムでトントン叩き、子守唄を歌った。

「ね〜むれ〜ね〜むれ〜…♪」

あれこれしてる3人の元にの歌声が届いた。

ポ「子守唄か?」

承「みたいだな」

ジョ「は本当にいい子じゃのう…」

しばらくすると3人が戻ってきた。

ジョ「どうじゃ?眠ったか?」

「はい、ちょうどさっき」

ジョ「それじゃあわしらも寝るとするか」

4人も寝袋に入り、眠りについた。
するとまた夢のつづきに4人でいた。

ジョ「なんで遊園地で寝袋なんかで寝てるんだ?」

「これは、夢の続き…」

ポ「そうだ!こ、ここは…気をつけろ!承太郎!ジョースターさん!こ…ここは夢の中だ…恐ろしい…ここは悪夢の世界なんだ…」
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