第30章 花①サウジアラビア
すると3人とも朝花京院が見た遊園地の中にいた。
花「ああっ…」
ポ「な…えっ?なんだこりゃ」
「なにここ…遊園地??」
ポ「花京院…どこだここは?承太郎とジョースターさんは?」
「きゃあああ!!」
たちの視線の先には朝にも見た犬の死体があった。
花「こ、これは朝見た夢の続きだ…!僕らは夢の中にいるんだ!」
ポ「何?」
「夢?」
花「あぁ」
ポ「あぁ、なあんだこりゃ夢か、なら安心だぜ、夢なら犬の死体なんて怖くないもんねぇ」
花「ポルナレフ、何言ってるんだ」
ポ「夢ってのは怖いと思うから怖いんだぜ、おお、リラックスしろよ」
「でも3人で同じ夢を見るなんて、おかしいよ」
花「の言う通りだ!」
ポ「あ…それもそうだな…ちょいと変だが…でも夢ならあり得るぜ」
そして3人はデスサーティーンに襲われた。
しかし、とポルナレフはジョセフがポルナレフを起こす声で起きた。
ジョ「ポルナレフ、赤ん坊のおしめを変えてやってくれ」
ポ「なんか…すごく恐ろしい夢を見た気がするんだ…でもどんな夢だったか思い出せない、忘れてしまった…」
「私も…」
ジョ「おしめを取り替えたらいくらでもどんどん続きを見てくれ、もう起こさんよ」
その間も花京院はうなされていた。
ポ「お、オェー!ちょ…ちょっと待ってくれ!こいつなんと…おしめにうんちしてるぜ!!みろ!これみろよ!」
「はぁ…赤ん坊だって人間なんだよ?そりゃするでしょ…」
ポ「なんて不潔な生き物なんだ…あっちこっちついてるぜ…」
「私がやるよ、貸して。あー気持ち悪かったよね、ごめんね寝てしまって、今取り替えてあげるからね」
ポ「汚くねーの?」
「弟のやってたから慣れてるよ、遊もこのくらいに戻らないかなぁ」
承「もっと大変になるぞ」
「たしかに…ん?」
その時花京院の唸りがさらに激しくなり、暴れ出した。
花「や、やめてくれー!!!」
承「どうした!?花京院!」
ポ「お、おい…に当たっちまうぞ!」
「ど、どうしたの?花京院?」
ジョ「なんだ?なんだ?」
花「ああっ、やめろ!やめろ!」