第30章 花①サウジアラビア
花「あぁ…あの後朝方が目を覚まして僕を起こしてきたんだ。部屋に戻ると。それで僕は寝ぼけ眼でベッドに移ったんだ。確かそうだったよな?」
「え?あ、う、うん」
花京院はポルナレフに昨日の出来事をは知られたくないだろうと思い、隠した。
ポ「なるほどな、まあいい。行くぞ!早く支度しろ!」
ポルナレフは一足先に部屋を出て行ってしまった。
すると花京院の手がスパッと切れていた。
花「はぁ…」
「ポルナレフにバレずに済んでよかった…さ、行こ花京院」
花「そうだな…んっ…手が切れている…いったいどこで?昨日走っている時にでも切ったのか?」
花京院は不思議に思いながらも準備を終わらせポルナレフとと共に承太郎たちのところへ向かった。
すると何やらジョセフとセスナの持ち主が売れる売れないで騒いでいる。
ポ「どうした?揉め事か?」
承「あぁ」
花(赤ん坊…どこかで泣き声を聞いたような…思い出せない…)
「花京院」
が承太郎とポルナレフにバレないようこっそり話しかけた
花「どうしたんだい?」
「昨日ごめんね」
花「いいんだ、だが次から気をつけるんだぞ」
「うん…ごめん…ありがとう」
それからジョセフはセスナの持ち主と話し合い、2日もここで足止めをするわけにはいかない、赤ちゃんを見殺しにすることもできないということで、赤ちゃんを乗せていくことになった。
しかし、花京院は赤ちゃんが飛行機に乗る前に笑った気がして、歯が生えていた気がして、少し警戒していた。
セスナでは操縦をジョセフが、その隣に承太郎、後ろの席にポルナレフ、、花京院という配置になった。赤ちゃんはが抱えている。
花「んん…」
「ふぁーあ、花京院どうしたの?眠いの?」
花「あ、あぁ…少しな」
ポ「なんか飛行機に乗ると眠くなってくるなぁ」
「わかる、私も」
ポ「ジョースターさん、すまねぇが30分くらい眠らしてもらうぜ」
ジョ「あぁ」
すると後ろの3人は眠りについた。