第29章 花①メサイア
花「あぁ、ババ抜きと同じようなものなんだが、ジョーカーも抜いた52枚のカードの中から1枚だけランダムに選んで一つだけペアにならないものを作るんだ。ババ抜きはジョーカーが最後の1枚になるがじじ抜きはジジがどのカードかわからない。最後まで誰が負けるか分からないんだ。どうだい?」
「ルールもそんなに難しくないし、楽しそう!それにしよ!」
ポ「それじゃあ決まりだな。…っと、ジョーカー抜いたからこの中から好きなカード1枚引け」
ポルナレフがの前に52枚のカードを差し出した。
「じゃあ…これ!」
花「、見ちゃだめだぞ?そのままどこかに置いておいてくれ」
「分かった!」
ポ「よし、じゃあ配るぞ」
4人の前にカードが配られた。
「絶対に負けないんだから!」
ポ「が1番弱そうだがな」
花「頑張れよ、」
承「…」
3人はじじ抜きをした。結果は……
の負けだった。
「なーんでー!もう一回!!」
花「はははっ、そうだな、もう一回やろう」
承「…やはりな」
ポ「また駄々こねるなよ??」
4人はもう一度ジジ抜きをした。
すると結果はまたの負けだった。
「……。3人とも何かズルしてるでしょ」
ポ「してねぇよ!!」
承「してねぇ」
花「していないんだがな…はゲームとかあまり得意ではないのかい?」
「これ得意不得意じゃなくて運じゃん!!やだ!もう一回!!」
花京院と承太郎とポルナレフは仕方がないと3回目のゲームをやり始めた。
しかし途中でがうつらうつらし始めた。
花「、…」
「…スゥ……ん?」
花「の番だよ、だが眠いならもう終わろう」
「やだ!私まだ勝ってないもん!」
ポ「やだって、、半分寝てたじゃあねぇか」
「寝てないよ…ちょっと目を瞑ってただけだもん…」
花「ふふ、分かったよ、じゃあまだ続けるが決して無理はしないこと。いいね?」
「うん!」
承「こいつは絶対に寝るぜ」
承太郎はボソッとつぶやいた。