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ジョジョと奇妙な冒険ーSCー<分岐あり>

第28章 承①2人の時間


花「そうか…承太郎がにプロポーズを…」

花京院は少し寂しいような嬉しいような何とも言えない気持ちになった。

花「しかし遊も随分と大人びた文章を書くようになったものだ…遊とにそんな決断させるなんて承太郎は全く…でも、僕も承太郎だったら同じことをしたんだろうな…よし、今日はやることもないし、遊に返事を書くか」

花京院も遊に返事の手紙を書き、その日のうちにポストに投函した。












遊は手紙を送った日から毎朝ポストを見た。花京院からの返事がないか。
すると"遊へ"と書かれた封筒が入っていた。

遊「あ!きてる!」
遊は早速その場で手紙を見た。


"遊へ"
と遊、承太郎も元気そうで何よりです。僕も元気です。
ずいぶんと大人びた字と文章を書けるようになっていて、おどろきました。
承太郎がプロポーズをね、おめでたいことだ。結婚式には僕も出席しなくちゃあならないな。
遊の悩む気持ち、よく分かる。遊やにそんな決断をさせるなんて、今度僕から承太郎に注意しておこう。
だが、遊。僕は遊も一緒について行ってあげたらいいんじゃあないかと思う。不安な気持ちもわかるが、小さなうちから海外に行けるチャンスなど、滅多にない。自分の成長にもなるだろう。
遊のそばには承太郎ももいてくれる。5年前、命懸けの旅をして生きて帰ってきた人たちだ。誰よりも心強いじゃあないか。
それに遊は友達と離れ離れになりたくないと言っていたが、距離が離れたくらいで心も離れてしまうのは本当に友達か?
僕達を見ろ。僕やポルナレフ、ジョースターさんは離れた場所で暮らしている。それでも、や承太郎との友情は変わらない。いつだってお互いが困っていたらすぐに助けるさ。
本当の友達なら、離れただけで友情が途切れることはない。心配するな。
最後に決断するのは遊、君自身だ。しかし僕なら、について行くよ。
では、僕のアドバイスが少しでも遊の決断の手助けになれることを願っているよ。
"花京院典明"

遊「本当の友達…」

そこから遊は1日考えた。
についていくかどうかを。

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